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THE TIPS OF “LIFE IN MOTION”

― ROCKPORT STYLE HINT ―

ロックポートを履きこなすためのQ&A

服飾ジャーナリスト・山本晃弘の「スタイルヒント」 Vol.01
服飾ジャーナリスト・山本晃弘の
「スタイルヒント」 Vol.01

足元を快適にしてくれるロックポートのフットウェア。
そうは言っても、どんなときに、どんなアイテムを、どのように履きこなせばいいのか。コーディネートに悩んでらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

そこで、ファッション誌編集長を歴任してきた服飾ジャーナリストの山本晃弘さんをお迎えして、ロックポートのフットウェアをアクティブに履きこなすためのQ&Aによるスタイルヒントを提案します。

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「オープンロードタコニック」左から、ブラウンバーニッシュ(RPL-ML0003W)ブランデーバーニッシュ(RPL-ML0002W)ブラックバーニッシュ(RPL-ML0001W)

「スタイルヒント」 Vol.01

快適なセットアップスーツには当然、快適なシューズを選ぶ!

「スタイルヒント」 Vol.01

快適なセットアップスーツには当然、
快適なシューズを選ぶ!

Q

必ずしもスーツ着用がマストでない職種ですが、ドレスシューズではどこか固すぎる気がします。くだけたビジネス服にフィットするシューズ選びとその着こなしを教えてください。

A

“アメカジ”の系譜を継いだトラッドな見た目が持ち味のロックポートのシューズ「オープンロードタコニック」がおすすめ。

レザーシューズにしっかりと紐を通すかしこまった雰囲気と、スニーカーソールによるスポーティさを兼ね備えており、仕事着をドレスダウンさせた“ビジカジ”との相性は抜群です。

OPEN ROAD
Taconic

How to Coordinate  

How to Coordinate

style01 ブラウン系なら、今どきの“アメトラ”な着こなしにぴったり!
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ブラウン系なら、今どきの“アメトラ”な
着こなしにぴったり!
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こちらは、2001年に発売され、アメカジブームのなかで人気を博した名作の復刻版「オープンロードタコニック」のブランデーバーニッシュです。

天然の牛革の質感を生かしながら、つま先にバーニッシュと呼ばれるグラデーションをつける加工を施して、見た目にニュアンスをつけており、味わい深さも感じさせてくれます。

ブラウン系のシューズと相性がいいボトムとしては、同系色となるベージュのチノパンが有力候補。

早速、着こなし方を見ていきましょう。

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【山本編集長の解説】

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軽快な印象のあるブランデーバーニッシュの「オープンロードタコニック」。足元に馴染ませるには、同系色のベージュによるチノパンは、ぴったりの相性です。となれば、やっぱり“ビジカジ”のなかでも人気が高いアメトラスタイルにまとめるのが最適解。

アメトラを彩る鉄板コンビといえば、“紺ブレ&チノパン”ですよね。昔取った杵柄で、馴染みがあるのではないでしょうか。この組み合わせで現代的に着こなしたいところです。まずは、クルーネックの白Tシャツをインナーとして軽快さとスポーティさを醸します。

それだけではくだけすぎ?という場合には、上質なニットカーディガンをイン。ここでは、紺ブレとも相性の良いブルー系グリーンを選んで華やかさを加えています。これなら、外回りの多い日や、出張の移動日など、シーンに応じて活躍機会も多いはず。

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style02 ブラックなら、モノトーンスタイルが引き締まる!
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ブラックなら、モノトーンスタイルが
引き締まる!
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一方で、上質な牛革の艶やかさが増して見えるのが、ブラックバーニッシュの「オープンロードタコニック」。前述のブランデーバーニッシュとつくりは同じですが、シューレースとミッドソールにベージュカラーを採用しており、柔和な表情も加えてくれます。

何とでも合わせやすいブラックの色みですが、よりスタイリッシュな見た目を獲得したいなら、全体をモノトーンで仕上げるのがポイント。

早速、着こなしを見ていきましょう。

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【山本編集長の解説】

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ルールや縛りが見えにくい“ビジカジ”は、その“かしこまり度”を個人の判断に委ねられることが多いのが悩みどころですよね。そこで、間違いないアイテムは、いわゆるセットアップです。同じ素材からなる生地を使用したジャケットとパンツで、一般的にはスーツよりも柔らかな見た目と着心地が特徴です。

揃いなので、スーツ同様のきちんとした見た目を保ちつつ、着心地は快適というアイテム。大人らしく見えるのが、ミディアムグレーとなります。フランネルやツイードといった起毛した季節素材ならば、いっそう洒落感もアップ。

これが、大人のモノトーンスタイルをつくるのに重要な役割を担います。肝心のVゾーンというと、ブラックのニットポロがおすすめ。襟付きの“きちんと感”とニット素材特有の柔和さを兼ね備えています。

その結果、柔らかなムードのグレーセットアップに対して、シューズのブラックと同様、額縁をつけるかのように、引き締まった印象を与えてくれるのです。合わせる革小物もブラックで統一するのがベター。

セットアップによって、ある程度の固さを担保しながら柔らかく着こなしたこちらのモノトーンのコーディネート。“タイを外しただけ”という装いから、一歩大人な“ビジカジ”に映ることでしょう。

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まとめ
ルールが見えにくい“ビジカジ”にぴったりな「オープンロードタコニック」が、より楽しく装えるブランデーバーニッシュとブラックバーニッシュを用いた2つのコーディネート。気温が下がりはじめるこれからの季節、身に着けるアイテムの点数が増えて装いは難しくなる一方、楽しくもなります。

そんなときこそ、「アメトラ」のムードを纏った使い勝手抜群のこのシューズの出番。ここでご紹介したコーディネートを参考して、各自でアレンジを加えながら、秋冬のコーディネートを満喫してみては。きっとアクティブな日常が待っているはず!
山本晃弘
服飾ジャーナリスト。『メンズクラブ』『GQジャパン』などを経て、2008年に編集長として『アエラスタイルマガジン』を創刊。現在は、同誌のエグゼクティブエディター兼 WEB編集長を努めている。2019年にヤマモトカンパニーを設立し、編集、執筆、コンサルティングを精力的に行っている。

監修&制作/ヤマモトカンパニー